マンガで正義を学ぶ話をみて、ふと思い出したことがあった。
アレルギーの表現について。
昔の漫画では、アレルギーって、鳥肌のように腕にボツボツして、太字で「ぞわぞわー」と表現されていたように思う。
今のように、死に至ることがあるって認識がなく、単なる好き嫌いの誇張した表現の1つと思われている時代だった。
それが少年漫画や少女漫画に載っていた。
今でこそ、それは誇張された表現だなと思うことができるけど、当時の人たちはそれを信じるという意識のないまま、信じていたかもしれない。
そのまま、今もなお、そのアレルギーの情報からアップデートされていなかったら…。よく家庭板で見る、アレルギーを理解してくれない人たちは、そういう、知識がアップデートされていない人なのかもしれない。
あるいは、自分の中でも、読んでいた漫画の影響を気づかないうちに受けている気がする。恋愛観とか価値観とか…もちろん正義もまた。
また、その一方で、新しい知識、知らない世界を広めているのも漫画だと思う。だから今も読み続けてしまうんだけども。
もちろん、漫画に限らず、本、テレビ、ネットのものでも、表現されたものは、後々まで大きな影響力を持つ、自分が気づかないうちに。
自分の知識が間違っていたことを認めて、古い情報をアップデートするのも大事。
あと、かつてそういう時代も忘れちゃいけないなと思う。